
パリ18区モンマルトルの北にある、ミシェル ペトルチアーニ広場。 Pl. de Michel Petruccianiと記されてはいるが、ほんの小さな一画にすぎない。 ここを探し出すのには苦労した。 交番というものがないから道行く人に聞いてもまず知らない、というかフランス語での聞き方が悪い、答えが通じない、英語が通じない、もともと、この有名な地元出身のジャズピアニストを知らない、というのがほとんである。 ただ一人美人のマドモアゼルが教えてくれたのは、左に曲がって四つ目の角左、分かりにくいけどね、そうよ彼は偉大なピアニストよ、、、と。 ところがその辺りまで行っても全くわからないし誰も知らない。 もう帰ろうとふと見上げたら あった。 広場というよりは、鋭角に交わる道の間に木立がありその中のプレートに書かれてあった。 障害を持って生まれたピアニストであったが、人一倍大きな手から叩き出されるサウンドとテクニックは前世紀後半では最高のジャズ ピアノであったと思う。 こんなちっぽけな記念碑でも忘れ去ることのないようにと作られた意図が伝わるし、あの右手のメロディとやさしいしゃべりが聞こえてきそうである。 あってよかった。
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