2009年10月24日土曜日

Autumn in Paris



 映画“おくりびと”をみた。  原作は読んでいないけど、それに近い出来らしく興味があったので、CD借りに行ったついでにDVDつかみ、ホテルで暇つぶしにと。
俳優、演技、セリフ、音楽、みな悪くはないんだけど、それよりも、とにかく納棺士の現場を 子供、親、夫婦の別れ、でクローズアップした映画だからどうしても涙腺が緩みっぱなしになるのは自分だけなのか、年のせいか。     祖父母を送るときは父が自から行っていたし、両親の時は葬儀屋にまかせて立ち会ってもいないし今もそういう職業があるのかも知らない。 はたして自分の時は、どうなるのか、葬儀代に含まれるのか、やるべきか、必要ないか、今のうちに言っとくべきか、などと考えてしまうのが観終わったあとの余韻となっている。    SHIROは二男に毛繕いしてもらって納棺してもらったそうで、よかった。  それにしてもSHIROの49日法要はよかった、5千円であれだけのことしてくれるなんて、お盆の法要よりずっと値打ちあった、  別れ、旅立ち?見送り?とにかく死というのは身の回りにいっぱいあり、自分のそれもそう遠くはない、出来るだけ頑張ってよい人生を、死に際を、などと。    
シャンゼリゼの乞食を職としているような、飼い主と犬。  この雑巾のような犬は幸せな犬生を送ってきたのだろうか、 つらそう、でも、きっと幸せなんだろ、そうあっってほしい、などと思いつつ歩いた。
パリは秋が深まりつつあるけど、シャンゼリゼの並木はまだ緑と黄色が半々、 120周年のエッフェル塔は夜ライトアップされる。  

2009年9月8日火曜日

Wild fire in LA.



ちょっと前になってしまったけど、8月31日発火当日におけるロスの山火事。    カナダ上空においては、森林火災は通報義務があるが、まだ見たことはない。  シベリア上空では夏場、しょっちゅうあるが、 いくつもありすぎ、また被害をうける地域がないため、まだ航空機による通報は聞いた事がない。   何度目になるのか知らないけど、ロスの山火事は通報どころか、この米国第二の巨大都市のすぐそばで丸見え、煙の臭いさえ漂う。  写真はカリフォルニア セントラルバレーはるか北では積乱雲かと思っていたのが、近づくに連れ、どうも色がおかしい、 サンフェルナンドバレーを左にみて旋回するころには間違いなく山火事とわかる。    パサディナあたりはやばいんじゃないかと思いつつLAXに進入開始するころにはかなりの数の進入機があるが誰も通報はしていなかった。  当日はローカルTVではビッグニュースのようで翌日はビーチエリアまで 煙がみえた。  今日の時点で2名の消防士の死亡、また放火説も伝えられている。      年中カラッと心地よいブリーズのサウスカリフォルニア、 でも山火事消火には長年莫大な費用と被害が発生しているそうで。  
やっぱり雨が多くて雪もありの北がいい。   I love pacific northwest.


2009年8月30日日曜日

So long Shiro


長かった梅雨、短かったけど暑い夏が過ぎ、やっと秋風が吹きだした先日、帰宅したらShiro(本名Annゴールデン)はもういなかった。  前々日、元気だった日の夜9時過ぎ、眠っているようでいて、もう目をあけなかったとのこと。   雨と湿気が嫌いなのに今年はその時期が長く、いつもより息苦しそうだった、そしてやっと涼しい夜を迎え元気をとりもどしたのに。       2日間霊園に安置されていたShiroはうっすらと眠っているように目を閉じたまま、触れるまでは、いつものように、庭で眠っている姿そのままの穏やかな顔にみえた。       数年前、子宮筋腫の嫡出手術という大病を乗り越えゆっくりと、かつ人の何倍もの速さで生きて、主人の年に近づいてくれて、これから自分と同じ晩年を少しでも長く一緒に過ごしていこうと思っていたのに。   こんな突然に別れがあるなら、もっともっとしてやりたかった事が頭をめぐる。あんまり早く逝ってしまって、ほんとに後悔の気持ちでいっぱいのまま見送ることになってしまった。    
少し大きくなった時期の子犬の頃、ペットショップから来たので、ほんとにずっと一線をわきまえた子だった。    秋の虫の声が聞こえる静かな、Shiroのいない庭はほんとにさびしい、、 海を見せてやれなくて、、 キャンプにも行けずじまいでごめんね、 でも9年間、たった9年間ちょっとだったけど、たくさんの癒しを与えてくれて、本当にありがとう、Shiroといる時間は家族それぞれ違ったけど皆Shiroを愛していたし、それはShiroが一番知っていたと思います、みんな幸せでした、、苦しかった時そばにいてやれずにごめんよ、と言うのが精いっぱいでした。   永遠に家族です。
Shiro,やすらかに。   ありがとう。  いつかどこかでまた一緒に散歩しようね。

2009年8月7日金曜日

London West End

Cameron Mackintosh, Andrew Lloyd Webberというプロデューサー、と作曲家がいなければおそらくミュージカルが特に日本で今ほど人気が出なかったのではないか。
今でもロンドン ウエストエンドで最長ロングランを続ける“レミゼラブル”(私の同僚はこれを10回観た)をはじめとするヒット作品は再演、ロングランを続けている。  が、初演から経済的に続演の危機に立たされる作品もロンドン、ニューヨークには後を絶たないのはこの世界の厳しさか。  
イギリスジョーク集にこういうのがある。
ジョージ.バーナードショーとチャーチルは仇敵の間柄だった。   ショーがチャーチルに送った手紙。
―私は、閣下のために、私の劇の初日の切符を二枚用意してあります。 
 お友達と、、、、もしおありでしたら、、、、ご一緒にどうぞ。
チャーチルの返事。
―残念ながら初日には出席できません。   二日目に、、、、もしあるのでしたら、、、、 伺いましょう。


興行の成否は運と批評家の主観、もちろん出来栄えにもよるだろうけど、よかったのに、なんでヒットしないのかなというのもあるし、つまらんと思うのに、ヒットするのもある、私の好みからは、、、。   ま、過去のヒット曲にストーリーつけてパーッといけば“Mamma Mia” “We will rock you” “Jersey boys” のように大体はあたるようで。
2008年秋に初演の”Imagine This” , 1942年ワルシャワのゲットーにおけるラブストーリーで、少し暗いけど感動のミュージカル、 オープニング2週間ぐらいに観たがもう資金難で終了後全員でカンパを募っていた。

2009年8月6日木曜日

Pl.de Michel Petrucciani

 パリ18区モンマルトルの北にある、ミシェル ペトルチアーニ広場。  Pl. de Michel Petruccianiと記されてはいるが、ほんの小さな一画にすぎない。  ここを探し出すのには苦労した。  交番というものがないから道行く人に聞いてもまず知らない、というかフランス語での聞き方が悪い、答えが通じない、英語が通じない、もともと、この有名な地元出身のジャズピアニストを知らない、というのがほとんである。 ただ一人美人のマドモアゼルが教えてくれたのは、左に曲がって四つ目の角左、分かりにくいけどね、そうよ彼は偉大なピアニストよ、、、と。  ところがその辺りまで行っても全くわからないし誰も知らない。  もう帰ろうとふと見上げたら あった。     広場というよりは、鋭角に交わる道の間に木立がありその中のプレートに書かれてあった。 障害を持って生まれたピアニストであったが、人一倍大きな手から叩き出されるサウンドとテクニックは前世紀後半では最高のジャズ ピアノであったと思う。 こんなちっぽけな記念碑でも忘れ去ることのないようにと作られた意図が伝わるし、あの右手のメロディとやさしいしゃべりが聞こえてきそうである。        あってよかった。

2009年7月18日土曜日

Blues Alley



日本に店が出来て、観光客が押し寄せるニューヨークの有名店に比べて、いいライブ、変わらない場所、建物、メニュー、 店そのものは全く変わらない、たぶんただ一つのJazz Club, “Blues Alley”.  ジョージタウンの路地にひっそりとつつましく昔のままで続く。 Food menuはみんなジャズメンの名がつけられ、 毎夜、路地までフルボリューム?のセットが響くこの店、佇まいはどこか、一の関 “ベイシー”、ポリシーは名古屋“ラブリー”に似ていると思っている。  昨夜のライブはMarcus Johnsonのバンド、ちょっと耳に刺激ありすぎた、そのあと、数ブロック上にあるパブ“Martin’s Tavern”、へ、ここはJFKとジャクリーンはじめとする常連客がつづくナイスプレイス。
今全英オープン二日目、タイガーとリョウイシカワの組、終了、タイガーは家帰って、飯食うそうです。
残念でした。 

2009年7月7日火曜日


パリ 6区サンミッシェルに昔からあるJazz Club "Le Caveau des Oubliettes"。  地上は普通のパブ、小さいドアがあり、そこを開けると、地下はジャズライブをやってるという店は多いけど、昔からジャズやってたのに、いつの間にかシャンソニエ、や、なんでもありという風に変わっていくのは、どこの街でも時代の流れか。  ニューヨークでも、有名ジャズクラブはどこも日本人観光客で繁盛してるというのはうんざりで、どうしても、小さくてもローカルミュージシャンで頑張ってる古い店に落ち着くこととなる。  チャージは安く、食事もいける、しかしどうしてもジャズ以外のわけのわからん?音楽が混ざってくるのは残念ではある。  ま、その日によるけど、たまたま、へたなジャムセッションやってたら、最悪である。